名前を借りるのも貸すのも駄目 年末調整

2007年 10月 28日 - 04:24 by 桂 一朗

この肌寒くなる時期になると、103万円とか130万円とか、アルバイトやパートとして働いている人には、なぜか気になる金額になってしまいます。


もっと働きたい、もっと働いてもらいたい、しかし、103万円や130万円といった金額が気になる人が、安易に思いつくのが、名義借りです。


要するに、働いていない友人やご近所の人の名前を借りて、自分の代わりにその人が働いているかのような書類を、会社に作ってもらうわけです。その上で年末調整です。


でも、これ脱税になってしまいます。


税務調査となれば、会社にある従業員名簿および給与台帳記載の人すべてに対して、電話又は戸別訪問をする調査官もいます(常にそこまでするとは限らないけど)。そうなると、名前を借りた人に迷惑がかかります。


また、毎年、この10月まで出てきた人(Aさん)が、11月からいなくなり、別の人(Bさん)が11月、12月と働いて、また1月になるとAさんが再就職・・・なんて、バレバレです。


会社側も、従業員に頼まれたからと言っても、税務署が「仕方ないですね」と言ってくれるはずもなく、知らなかったなんていう嘘もつけません。だって、出社してくるAさんはBさんじゃないということは一目瞭然なのですから。


ともかく、名義借りなんて、悪いことは言わないから、やめておいた方がよいです。しかし、働けば働くほど手取りが増えるような制度じゃないことが問題ですけどね。とくに健康保険・年金制度。


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