青色申告のための正規の簿記って...
2007年 12月 14日 - 11:47 by 桂 一朗
事業者が青色申告を行う場合、一番気になるのが記帳である。手間がかかり、普段慣れないことなので、わからないことばかりでいやになる。そうはいっても、やらないと青色申告特別控除が受けられないために、なんとか記帳をすることとなる。
記帳というと必ず目にするのが「正規の簿記の原則」にのっとった帳簿....なんていう表現で、一般的には複式簿記のことを言うなんて、回りくどい説明となる。
税務上、どれぐらいの記帳を行えばよいかについての解説が、国税庁の「青色申告者のための貸借対照表作成のための手引き(PDF)」(平成19年分)にある。
表題からわかるように、貸借対照表作成のためには、日々の取引を網羅的に記載した帳簿が不可欠であるため、正規の簿記の原則にのっとった記帳が必要となる。
上記PDFには、次の3つのやり方が「正規の簿記の原則」に合致していると、解説されている。
- 複式簿記による帳簿組織
- 簡易帳簿+債権債務等記入帳
- その他の複式簿記(伝票会計)
手計算でやるなら、2番の簡易帳簿+債権債務等記入帳が簡単でしょうね。パソコンソフトで処理するのであれば、発想としては、3番の伝票会計ですね。ようするに伝票の発行にかわり、データを入力するという作業があるだけですから。1番の原則通りの帳簿を作成するのは、簿記を学び、一定以上訓練を受けていないと難しいでしょう。


