民主党税制改革大綱 初めて読みました
2008年 01月 06日 - 16:52 by 桂 一朗
年の初めから風邪を引いて、寝正月になってしまいましたが、正月休みのうちに、一度目を通そうと思っていた「民主党税制改革大綱」を見てみました。民主党の方には申し訳ないけど、このような民主党の税制改革大綱を拝見したのは初めてです。ご覧になりたい方は「【次の内閣】「2008年度の税制改革大綱」閣議で正式決定」」(民主党WebSite)をどうぞ。
力不足で、新聞等で報道されている程度の内容しか読み取れませんが、私としては気になる点は次の通りです。
- 給与所得控除に上限を設ける必要性(民主党税制改革大綱4頁)
- 「租特透明化法(仮称)」の創設(同上10頁)
- 消費税の還付に係わる調査機能の強化(同上11頁)
1番目の給与所得控除に上限を設ける案は、従来は、給与所得者=雇用される身=弱者、という認識で、給与所得控除額は、多ければ多いほどよいという、ある種の政治的判断(人気取りとしての打算?)があったのだが、実際には、給与所得者であっても、その内情は、強者と弱者が存在し、所得の多い、強者にまで控除額を認める必要はないという判断なのであろう。
2番目は、租税特別措置法の効果の評価を行うための立法をする案。租税特別措置法は、名前の通り、"特別に税金を安くしとくよ!"という、該当すれば大変ありがたい制度なのであるが、必要性に乏しいものも存在し、課税ベースが浸食されているのではないか?・・・実際にはもっと税金が取れるはず・・・という判断があるのであろう。
3番目は、消費税の還付に関して、「不正な還付が存在する」(11頁)との認識により、これを防止するために、調査機能の強化をすべきであるとのことのようだ。
さすがにe-Taxに関しては、何の言及もないですね(笑。


