中小企業の会計に関する指針のチェックリスト 平成20年版が出てきました
2008年 05月 23日 - 14:12 by 桂 一朗
『「中小企業の会計に関する指針」の適用に関するチェックリスト(平成20年5月改訂)』(PDF)が日本税理士会連合会のWebSiteにでてきました。先頃「中小企業の会計に関する指針」が平成20年5月に改正されたことを受け、作成された模様。
平成19年版チェックリストと比べてみると、「棚卸資産」のチェック内容が変更になっています。「17.最終仕入原価法により評価している棚卸資産がある場合、期間損益計算上、著しい弊害がないことを確認したか。」は、平成20年版の「19」に同じ文言が出てきています。つまり変更無し。
しかし、平成19年版チェックリストの「18」が平成20年版の「17」「18」に変更になっています。以下に引用します。
まず先に、平成19年版チェックリストの「18」です。
と評価損の計上を低価法によることを書いてありました。18.原価法を採用している棚卸資産で、時価が取得原価より著しく低く、かつ、将来回復の見込みがない者がある場合、これを時価で評価したか。(*)
それに対して、平成20年版チェックリストの「17」「18」は下記のようになっています。
17.棚卸資産について、災害による著しい損傷、著しい陳腐化その他これらに準ずる特別の事実が生じた場合、その事実を反映させて帳簿価額を切り下げたか。
(文中の「(*)」は引用元のまま)と、将来の収益性を加味した貸借対照表価額にすることをチェック項目としています。時価や金額的重要性の趣旨はわかるけどねぇ、重いねぇ、報酬を多くもらえるわけではないだろうし、会計業務への評価は経営者から見ればたいして高くないしなぁ・・・。18.棚卸資産の期末における時価が、帳簿価額より下落し、かつ、金額的重要性がある場合には、時価をもって貸借対照表価額としたか。(*)
他は平成19年版のチェックリストと平成20年版のチェックリストと全部一緒ですね。
いずれは、これに伴い、信用保証協会などの「チェックリスト」も改訂になるのかな。まだ出てきていないみたいだけど。


