消費税の税務統計(速報)、還付申告が多いね
2006年 11月 10日 - 01:26 by 桂 一朗
国税庁から消費税の、税務統計(速報)(リンク切れ)が発表されています。一番特徴的なのは、還付申告者数の増加かな。
還付申告者数を、平成16年度比で見ると、個人事業者の申告者で3.08倍(49575/16094)、法人の申告者で1.20倍(115853/96164)になっています。
もちろん、納税申告者数も平成16年度比で大幅に増加(個人:3.85倍、法人:1.23倍)しているのですが、納税申告者数と比例して、還付申告者が増えてゆくとは思わなかったです。
基準期間の課税売上高が1000万円以上の人が申告対象者となったために、個人事業者の大幅増加は予想していましたが、記帳の簡便性から、簡易課税事業者が多くなり、還付申告ができる原則課税方式を選択する個人事業者は少ないのかな、と思っていたんですよね。
還付申告書を提出するときに、「仕入控除税額に関する明細書」(個人事業者用、法人用)を提出することになっていますが、この用紙の2番にあるように、消費税の還付申告の原因は、大規模な設備投資、、経費の増加、輸出等の免税取引がその理由となります。
どのような理由で、個人事業者が還付申告するようになったのかは、この統計からでは読み取れません。興味のあるところですけど。


