2007年 09月

贈与税の申告書 共同相続人に開示されてしまいます

2007年 09月 07日 - 01:28 by 桂 一朗

Category : 税務・会計 ( 相続・贈与・譲渡 ) , FP ( 相続・事業承継対策 )

兄弟がいる場合、他の兄弟に内緒で、こっそり親から贈与を受けると言うこともある。しかし、いざ相続となると、贈与税の課税価格の合計が、他の共同相続人に開示されることとなる(相続税法第49条第1項)。国税庁の頁はこちらです→贈与税の申告内容の開示請求手続


開示請求の対象となる贈与税の申告は、次の2つである。

  • 相続開始前3年以内の贈与(暦年課税にかかわる贈与分)
  • 相続時精算課税制度適用分の贈与

ここで、いくら兄弟といえども、他人の申告内容を開示できるのはおかしいのではないか、と、思う方もいると思うが、上記の2つは、相続税の計算過程に取り込まれるものであるため、贈与を受けた者だけに影響するのではなく、共同相続人全員の相続税の申告に影響するため、開示されないと、相続税額の計算を行うことができないからだ。

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