定額給付金 所得制限をと言っても、個人の所得か世帯の所得か
2008年 11月 05日 - 00:21 by 桂 一朗
景気対策として出てきている定額給付金。所得制限を設けるべきではないかという話が出てきている。正論だとは思うが、簡単では無いと思う。
そもそも、所得を把握する単位は「個人」なのか「世帯」なのか「生計を一にする」者達なのか、税法上の概念なのか社会保険制度の概念なのか。いや全く別に範囲を定義づけるのか・・・なかなか難しい。
そもそも、所得により制限を設けることでよいのだろうか。金融資産を10億円持っている高齢者が上場株式の配当金と銀行利子と老齢年金という所得がある場合、配当金と利子は確定申告しなくても良いため、すくなくともデータ上は年金所得しか把握できない。つまり定額給付金交付の対象となる可能性が高い。すくなくとも平成19年、20年は上場株式の配当金は金額の如何にかかわらず申告不要です
もちろん、どこかで線引きをしなければならないのだから、把握可能なデータを用いてやるしかないのが現実だろう。
==平成20年11月5日追記==========このアイテムを書いてすぐに産経ニュース「給付金に所得制限 自己申告が軸 首相方針(2008.11.5 00:11)」を見ました。一部引用します。
今後、支給基準となる所得の上限額などについて政府・与党で調整するが、支給方法に関しては窓口に所得額を「自己申告」して受け取る方法を軸に進められそうだ。なるほど、「良心」に期待するってぇことですか。
==ここまで=====================
外を回っていると、結構、この定額給付金の話題を振られることがあるから、注目度は高いと言える。ただ以前の「地域振興券」のような換金するのが手間がかかる手法は止めて欲しいという意見が多い。正直ばらまくのであれば現金でよろしく!とお願いしたい。この制度の善し悪しはともかく・・・


