株主資本等変動計算書の導入

2006年 07月 09日 - 07:00 by 桂 一朗

平成18年5月1日施行の会社法にもとづく新しい計算書類がこの7月から作成されることになります(会社法施行後の初めての月末が5月末なので、その5月末が決算日の会社が株主総会を開くのが、この7月だからです)。


その中で一番目新しいのは、株主資本等変動計算書でしょう。これは、利益処分計算書の代わりに導入されたものです。



この株主資本等変動計算書は、貸借対照表の資産の部と負債の部との差額概念としての純資産の部の内訳を、期首から期末までの変動の原因とその金額をあらわす計算書となります。



新しい会社法では、剰余金の配当を期中に何度でも行うことができる(各種条件あり)など、従来の資本の部と利益処分との関係とは大きな変化があったため、導入されることとなりました。


まぁ、そうはいっても、中小企業では、従来の利益処分計算書の内容と大差ない書類を作り続けることになるでしょう。中小企業においては、純資産の部の中で変動するのは、利益剰余金の内容ぐらいで、あとはほとんど動かないでしょうから。



ちなみに、上のリンクをみてもらえばわかりますが、この株主資本等変動計算書は純資産の各項目を「横に並べる様式」と「縦に並べる様式」と二つあります。


どう見ても、横に並べる様式の方が読みやすいですね。


しかし、貸借対照表と損益計算書が縦長なので、おさまりの関係上、縦に並べる様式を好む会社もあるかもしれません。



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