500万円までの贈与税の非課税措置 使いやすいかも
2009年 06月 13日 - 02:18 by 桂 一朗
経済対策として、住宅を取得等する際の贈与税が500万円分非課税となるようです。暦年課税も相続時精算課税もこれだけ上乗せされます。
例えば、暦年課税であれば基礎控除110万円と500万円がプラスされ、合計で610万円贈与税が課税されない。
しかも、この500万円は、相続開始3年以内の贈与加算の対象外となる。非常に使いやすい制度となっている(相続時精算課税の場合も、この500万円は相続財産に加算されない)
住宅購入等の資金に限られてはいるが、親(祖父母)が子供(孫)の住宅取得等のために500万円程度援助できれば、非常に購入しやすくなる。やはりローンを組むにしても、頭金がある程度あった方がよいので、自己資金が乏しい場合には、この制度は歓迎されるにちがいない。
平成21年1月1日から平成22年12月31日の2年間の時限立法なので、ご予定のある方は、計画的にどうぞ。
といいつつ、まだ成立してなかったけ(汗。
==平成21年6月19日加筆=======本日成立しました
==ここまで==================