国税局WebSiteで落とせないOCR用紙
2006年 08月 25日 - 02:59 by 桂 一朗
いつ頃からだったか、申告書等がOCR用紙で提出するようになった。今のようにinternet環境がない時代は、全部税務署までもらいに行っていたような気がする。
しかし、いまではほとんどのOCR用紙はPDFのかたちで国税庁のWebSiteから落とせるようになっている。だからカラープリンターさえあればわざわざ税務署まで行くことなど無くなった。
...が、いくつかのOCR用紙は落とすことができない。
法人税の中で別表一関係。そして法人事業概況説明書、そして、各種納付書がPDFとして落とすことができない。
この、法人税の別表一関係はPDFは存在するが、OCR用紙ではない様式である。
OCR用紙というものは、おおむね金額等を記入する箇所がオレンジ色の枠で囲まれていて、用紙の右上・左上・左下に"■"があることからわかる。でもなぜか別表一関係はそれが存在しない。
個人の確定申告書や贈与税・相続税の申告書、消費税の申告書などOCR用紙で提出を求められているものは、ちゃんとあるのにねぇ。
しかも、法人事業概況説明書なんてものは、影も形もない。あえて言えば、この事務運営指針(リンク切れ)に見本がでているぐらいである。不親切だよねぇ、、、って見つけられなかっただけだったら、ごめんね(一応、逃げをうっておこう)。
===平成19年7月26日追記======
現在は、法人事業概況説明書のOCR用紙は、WebSiteに上がっています。
===ここまで================
といいつつ、実際は、税務ソフトからOCR用紙そのものが印刷できるので、我々のような会計事務所は困らないのですけどね。
ちなみに、納付書に関しては、国税の納付手続のページの下の方に見本としてPDFがあるだけ。結構、納付書の金額以外の情報(整理番号など)の記載ミスがあって、税務署配布のものを使ってほしいという希望のようだ。だからとりに来いと言うことなのでしょう。
追記
いま確認すると、法人事業概況書は、国税庁のWebSiteに登録されているようです。http://www.nta.go.jp/catego...
ここの、(12)ですね。